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マウンテンフライト―帰り [ネパール]

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いつの間にか飛行機は旋回していた。

たくさんの雪をのせた山々、あまりにも急峻で雪のつかないナイフリッジ、氷河と思われるやや平坦な谷などが、スローモーションのように流れてゆく。

静かな機内にエンジン音が響く。

搭乗前は気乗りがしなかった私も、窓に額をつけるようにして眼下に展開してゆく光景に見入る。

時々我に返ってシャッターを切る。

やがて視界に入ってくる段々畑がフライトの終了を知らせてくるが、遠くには朝の陽に白銀に輝く山脈が名残を惜しむように私たちを見送っていた。

そして私のネパールの旅も……

 

 

これで私のブログ更新は今年最後です。

これまでご訪問して頂きました皆様、そしてnice!及びコメントをくださった皆様、有り難うございました。

新しい年が皆様にとりまして素晴らしい年でありますように。

                                                  山子路爺


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マウンテンフライト―行き [ネパール]

DSC_0771bエベレストフライト.jpg

気乗りはしなかったが、せっかくネパールに来たのでマウンテンフライトを申し込んだ。

席は翼の位置で、窓ガラスにはややくもりがあった。

それでも南壁の近くで旋回すれば、迫力のシーンが見られると期待した。

期待ははずれ、遠くにエベレストやローツェが確認できるだけだった。

思えば南壁のすぐそばなど危険で近寄れないのかもしれない。

乗務員の説明もよく理解できず、ただやみくもにシャッターを切っていた。


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バクタブル―世界遺産2 [ネパール]

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オー!なんだこりゃぁ!

路地をぬけて広場に出たとたんその建物は目に飛び込んできた。

レンガ造りのそれは、真ん中辺りでへこみ、全体にかしいでいる。

日本ならば、即刻使用禁止であろうその1階では、全ての商店が営業している。

危ないというか、たくましいというか……。

人々は何も無いように通り過ぎ、観光客は立ち止まりカメラをむける。

眺める私のそばの石段には老婆が座り、のんびり穀物を乾している。

ここも世界遺産


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バクタプル―世界遺産 [ネパール]

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秋晴れの下、赤レンガを積み上げて一段高くなった舞台のような一角で、女が収穫した穀物を干していた。

他の広場でも同じような場面に出くわすのだが、これらの場所が彼らの所有地とは思えない。

ここバクタプルの旧市街地一帯が世界遺産だと聞いてきたが、誰もがこの女のこ事などおかまい無しで通り過ぎ、足を止めるのは観光客だけだ。

日本人の私などは、「いいんですか?」と聞きたくなるが、これが当たり前の光景のようだ。

この人たちは、どこかの国のような観光の為の「ヤラセ」ではなく、生活そのものだから面白い。

このようないい加減とも思えるところが、とてもここちいい。

 

 


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ポカラに向けて―マチャプチャレ再び [ネパール]

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「トメテ~!」

森の向こうにフィッシュテイルがチラっと見えたので、全体が見える所で車を止めてもらった。

「もっと良く見える峠があるヨ」と言われたが、「チョットだけ」とわがままを言って外に出た。

4~5枚撮って、「アリガトウ」と再び車に乗り込んだ。

先の峠を少し下ったマチャプチャレのビュウポイントは、たしかに大分近づいて迫力は増したが、肝心のフィッシュテイルは雲の中だった。


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ポカラに向けて―移動中 [ネパール]

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運転手は急に道端の売店に車を止めた。

どうやら彼の食事時間のようで、店の奥に消えていった。

おばさんが店の前にどっかと座り、犬は昼寝をむさぼっていた。

積み上げられたミカンを見ていると、ガイドが「買うかい?」と聞く。

「いいよ」と答えると値段の交渉をしてくれ、ビニール袋一杯のミカンが手に入った。

値段が100だったか200だったか忘れてしまったが、その酸っぱさだけは記憶に残った。


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ポーター [ネパール]

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少年は私たちのグループのポーターとして雇われた。

「ジープで行くか」の誘いを「自分で運ぶ」と断ったようだ。

つっかけのような履物で、くだりの山道をスタスタ降りて行った。

経験を積み将来ガイドになるのだろうか、それとも農業などに従事するのだろうか、はたまた現金収入を求めて都会に出てしまうのだろうか。

 

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この荷物をどれ程遠くから背負って来たのだろう。

下から押され、上から引っ張られてソロソロと梯子を登ってやっとバスの屋根に立ったところだ。

背負っている荷は自分の物だろうか、それとも委託されたものだろうか。

若いとは思えない彼の膝は、僅かに震えていたように見えたが、それは私の目の錯覚だったかも知れない。

 


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See You Lodge―屋上 [ネパール]

DSC_0665アンナプルナとニルギリ月明かり.jpg

風が出てタルチョがはためいた。

空はまだ僅かに明るさを残していたが、星は瞬き始めた。

街灯がほのかに照らす石畳から子供たちの声は消え、行き交う人も僅かになった。

私は、大分遅くなった月の出を待っている。

そして旅が予定通りに行かなかった事を楽しんでいる。

もう一度大きな山々に囲まれて、一夜を過ごすことが出来るのだから。


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See You Lodge―夕暮れ [ネパール]

DSC_0645アンナプルナⅠ.jpg 

夕食までたっぷり時間がある。

アンナプルナⅠが良く見える場所を探しながらゆっくり歩く。

土地の子供に「ナマステ~」と声を掛ける。

「ナマステ」と言いながら恥ずかしそうに走り去る。

カメラをぶら下げたトレッカーが来る。

目が合いお互いにコクリとうなずき、同じ方向にレンズを向ける。

アンナプルナは夕陽を受けて、その赤味がかった岩肌を益々赤く輝かせる。

隣のニルギリも負けじと、湧き上がる雲ともども競演する。

振り向けば、シルエットとなったダウラギリの頂上付近に薄いピンクの雪煙があがる。

一時を楽しんだ後は、夕闇の中をとぼとぼ帰る。


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トレック中 [ネパール]

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今日はトレック最終日。

一旦カリガンダキ川を離れ、小さな峠を越え、集落をいくつか通り、今まで見てきた山々を別角度から眺めながら歩き、再びカリガンダキ川に戻ってガーサ村を目指しています。

あっちこっちにカメラを向けノンビリノンビリ……ポカポカ陽気にブラリブラリ……。

ファインダーに人が入ると「OK?」と声を掛ける。「No!」と断られることもあるけど……。

屋根の上で仕事中の農夫に声を掛けるとOKのサインと共にスックト立ち上がってポーズを……奥さんまで……主役はバックのニルギリ……。

予定通りに行かないのが旅の常、ガーサの予定のロッジに部屋が無い!満員?……連絡がガイド携帯に……「モバイルトレッキング!」と苦笑するガイド。

手前の村でトレック終了。

明日の朝はかなり早立ちとなることでしょう。何せ明日中にカトマンズに戻らなければならないのですから。


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