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BABYMETAL巨大キツネ祭りin Japan さいたまスーパーアリーナ2DAYS [BABYMETAL]

☆BEBYMETAL at SSA 2Daysでの爺さんの(怪しい?)行動デスッ。


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さいたまスーパーアリーナに続々集結するベビメタTee……時間はたっぷり有るので急ぐ必要はないが、何となく気がせいてしまい早足になる……向こうからやってくる外国人メイトさんにキツネサインをしてみたらキツネサインを返してくれた……写真を撮ろうとしたが、シャッターを押したつもりでメインスイッチおしてしまい撮れなかった……なれないコンデジは(;´д`)トホホデスッ。



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コスプレイヤー多数……神バンドになってる人や高クオリティのコープスペイントも……写真はカワイイベビメタちゃん……右はすーちゃん・左はもいもい・真ん中はメタ太郎かな……メギツネさんやキッズキツネさんや若いお兄さんも多数参加で華やいでいたのデスッ。



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海外組も参戦……ロンドン~東京を2往復してSSAと大阪城に全て参加する人や「YOU何しに……」で有名になったリーさんやピカチュウさん他多数参戦……トマト君は見なかったなぁ~……ちなみにリーさんの写真を撮りましたが、ブレブレでお見せできません無念……ハイタッチした彼の手は野球のグラブの様にでかかったのデスッ。



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席についてすぐにピットの様子を撮影したら、係員に注意された……公演前も禁止とは知らなかったなぁ……でもせっかく撮ったのでUPしちゃいます……30分後にはAブロックもBブロックもCブロックも立錐の余地もないほどに……BABYMETAL DEATHが始まると皆んな前へ前へ……最前列の圧縮すごいんだろうなぁ〜……さらにAで2ヶ所Bでも複数のサークルモッシュが……Cでも複数あったらしいが暗くて確認出来ず……皆んな怪我しないようにねぇ〜なのデスッ。



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余震を残しつつさいたま新都心駅……体はクタクタに疲れても神経は興奮冷めやらず……まだ帰りたくない気持ちが募ります……ホームにもベビメタTeeが溢れて駅員さんが声を枯らします……泊まる駅ごとにベビメタTeeが少なくなっていくのデスッ。



BABYMETAL2017-9-26&27--1a.jpg    初めてメイトさん自作のグッズを頂きました……SSA記念チケット(使用不可)……超嬉しいのデスッ。



9月26日27日共に13時過ぎに家を出て川崎駅経由でさいたま新都心駅へ向かう。

☆Day1:車と電車……疲れることを考慮して電車に……ベビメタTee捜しながら1時間ちょっとの小旅行

川崎駅:ベビメタTeeゼロ・東京駅:チラッとホームに見えた・上野駅:同じ車両に1人乗車・赤羽駅:2人づれ乗車・さいたま新都心駅に降りると一塊になってベビメTeeが階段を登る。

14時半頃新都心着……開場17時半なので急がなくてもいいのに、なぜか足はせかせかと。とりあえず物販エリアに行ってみる。昨晩から並びだして今日の午前中にはSSAを1周するほどだったとか。この時間はさすがに列は少なくなって20分ほどでTeeを2種類購入……Teeは3種類なのになぜ2種類だけ?……それは爺さんのお小遣いに限りがあるからデスッ……明日はこの内のどちらかを着て来よう。

食事をどうしようかと迷ったが、帰りに何処かで食べることにした。欅広場や駅に向かう通路をブラブラしてスマホで写真を撮りながら暇つぶし(今日はピットなので荷物を少なくするためにカメラ不携帯)……神バンドになりきりメタル(ギター携帯)・山田酒造の半纏の背中には「最愛」のロゴ・いつも来てくれるピカチュウさん(ドイツ人?)・そのほか多数のSU-METAL,YUIMETAL&MOAMETAL……あちらこちらでフォトセッション花盛り……コープスペイントもコスプレも完成度高い。

そうこうしている内にスタッフがゲートの案内をアナウンスしだしてワクワクがだんだん高まる。

指定された集合場所(モシュシュピットBブロック)で待つ事しばし……Aブロック1番から入場開始……さらに待つ事しばし、しばし、しばし……明日の席は上手側なので今日は下手に……前方はすでに一杯……無理せず後方横の柵を確保……ここからスタートまでが又長い……後ろの人に挨拶して話に参加させてもらう……と言っもほとんど聞き役……で、そうこうする内に客電落ちて大歓声上がって紙芝居開始……BABYMETAL DEATHでさらにボルテージが上がり……すいません、その先は記憶が曖昧で……「ウンチャチャウンチャ……」のリズムが来た時は新曲かと思った事と「シンコペーション」はカッコイイと思った事と「WE ARE BABYMETAL」や「シーユー」がなかった事……は覚えているんだけど……。

あっという間の、しかし濃密な90分……終わってしばし柵にもたれて……腹減った、何処かで何か食べて帰ろう……電車に乗ればいつの間にか自宅最寄駅……で結局爺さん御用達の「吉野家」と云うことに……明日に備えて早く寝よう……でも神経高ぶって寝付けないままDAY1終了デスッ。





☆Day2:昨夜寝るまでは車で行こうと思っていたが……草臥れての運転も嫌なので今日も川崎経由宇都宮線……

川崎駅からベビメタTeeがチラホラ、赤羽駅からは結構な数に、そして新都心駅でゾロゾロ階段上るベビメタTee多数……改札でれば昨日と同じ急ぎ足……今夜は指定席なのに。

記念のTeeは昨日の内に購入済みなので、けやき広場をブラブラしながら写真を撮る(今日はコンデジで……UPした写真はすべてDAY2デスッ)……その後は建物内のベンチで一休み&読書……開場案内のアナウンスを待つ。

指定席なので先を争っても仕方がないのに、いざアナウンスを聞いてしまうと読書に気が入らず同じ行を繰り返し読んだりして、ソワソワしてしょうがないので入場口のBゲートへ向かった。Bゲート前はかなりの人だかりで、思いは皆同じ。

今夜の席は上手200レベル一番ステージ寄りの9列目……つまりほとんど真横から見る感じで高さがステージと同じ位……これが良い席なのかどうか……もう1ブロック横なら申し分ないけど、正面よりは良いかも(正面はピット越しでかなり遠い)。

隣の隣の人との会話……

隣さん「昨日は何処で?」

私  「Bブロックで」

隣さん「正面400レベルから見ていたけど、昨日はBブロックのモッシュが一番激しかった。もしかしてあの中に?」

私  「まさかまさか。あの中から爺さん生還できませんよ」

今となってはどうしようもないが、あのグルグルの中に入ってみたかったなぁ〜……でも無事でいられる保証はないなぁ〜……やっぱり今後も止めておこう……ここで隣の空席に男性が……挨拶したけどあまり社交的ではない人の様で、そのまま隣の隣さんとの会話も途絶えてしまった。

そしてライブの内容は昨日同様記憶が断片的で……「紅月」を聞くことができた……メタ太郎2万人の大合唱……ヘドバンギャーを二夜連続でやってくれたし、その中でYUIMETALが袖の方まで来てにこやかに手を振ってくれた(目が合った訳ではないけどかなり近かった……何時からドルヲタ?)……やはり今夜もシーユーがなかった……などかな覚えていることは。

終演後けやき広場をゆっくり歩いていると一団となった輪の中にLeeMETAL(東京ドームの時にYOUは何しに日本へで密着取材されていた英国人男性)を見つけて写真を撮らせてもらった。だが興奮しすぎて大ぶれして残念。

2日間の至福に浸りながら帰りの電車に揺られ、川崎駅で下車すると前をゆくベビメタTeeの背中にあるBABYMETALのロゴが幸せそうに揺れていた。

今夜もサイコー、吉野家に寄って行こう。



☆最後に……ジャズピアニスト西山瞳さんのツイートから一言……

   駅から東京の街へ散り散りに去っていく同志の黒Tたちが愛しい…






☆9/26(火)『BABYMETAL 巨大キツネ祭り SSA』セットリスト 
<紙芝居>
1、BABYMETAL DEATH
2、ドキドキ☆モーニング
3、メギツネ
<神ソロ・新バージョン>
4、YAVA!!
5、Amore-蒼星-
6、4の歌 
7、シンコペーション
8、META!メタ太郎 
9、イジメ ダメ ゼッタイ
10、KARATE
11、ヘドバンギャー!
12、 Road of Resistance
13、THE ONE

☆神バンド:青神様、大神様、小神様、BOH神様
☆9/27(水)
『BABYMETAL 巨大キツネ祭り SSA:2日目』セットリスト 
<紙芝居>
1、BABYMETAL DEATH
2、ギミチョコ
3、メギツネ
<神ソロ>
4、YAVA!!
5、紅月
6、GJ
7、シンコペーション
8、META!メタ太郎 
9、イジメ ダメ ゼッタイ
10、KARATE
11、ヘドバンギャー!
12、Road of Resistance
13、THE ONE
<紙芝居、第五章から第六章へ> ー確定ー

☆神バンド:青神様、大神様、小神様、BOH神様
ー以上「BABYMETALの使徒」様より拝借ー
☆内容がない割にダラダラ書いてしまいました。ライブのレビュアー等は色々なところにUPされていますのでよろしければ捜してください。リンクを一つだけ貼ります。クリックして頂ければと思います。
    ↓↓↓



☆国内では撮影が禁止されていますが、それでも少しのファンカムが上がっています。ことの是非はありますが、今回私としましては、音の確認ができて有り難かったです。実は1部SU-METALの声がフラットして聞こえたのです。先日のダイバーシティの時も感じたので少し心配になったのです。ファンカムの録音ではそのようなことはなく、何時ものSU-METALのピッチでした。場所のせい(反響)なのか自分の耳が悪いのか……多分ある周波数では自分の耳が重なり合ったに音に反応しきれていないのかもしれません。耳のトレーニングしなければ……でも、どうやって?




              2017年9月26日27日 さいたまスーパーアリーナ






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アルプス銀座表裏7 [北アルプス]

☆烏帽子小屋〜高瀬ダム


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☆昨日……
夕食前、ヘリポートに上がってタクシーの予約を入れた。
ダムには公衆電話(10円玉のみ使用可)がある事を考えるとその必要はないかもしれないが、炎天下のコンクリート上での待機や、又雨にふられたらと考えると、予約があった方が無難だ。
さらにもう一箇所に電話を入れた。今回は天候に恵まれて予定通りに山旅を終える事ができそうなので、予備日としてとっておいた休みを利用して温泉に寄って行こうと思った。しかし調べておいた宿は残念ながら何処も満室で敢え無く優雅な希望は潰えた。まあ、何事も思い通りにはならないさ、帰って自宅でのんびりしよう。
☆下山……

今日も暗い内に起きてパッキングを済ませ布団を片付ける。

程なく朝食のアナウンスがあり食堂へ行き、最後の小屋飯を食べた。同じテーブルの三人組が烏帽子岳に寄ってから帰るか、それともこのまま下るか意見が分かれていた。私たちはすでに昨夜の時点で烏帽子岳は次回回しと決めていたので、ためらいは無かったのでさっさと食事を済ませた。

小屋番さんに挨拶して外に出ると、まだ迷っているくだんの三人組を残して下山にかかった。途中先発したオジサン(足を痛めているらしい)抜かしてドンドン急坂を下った(相棒のヒザ痛は仮病?)。

途中写真もあまり撮らずにひたすら下って予定の時間よりだいぶ早く登山口について(やっぱり膝は仮病か?)……吊り橋渡って……トンネル潜って……ダムの上……「ついに、ついに、ここまで来ましたぁ〜、アルプスギンザァ〜表裏完歩ぉ〜、ヤッタぁ〜!」(んっ、どこかで聞いたセリフじゃ)……ダムを出発したばかりのタクシーを止めて約束の時間よりだいぶ早くついた旨を伝えると「〇〇さんですね、無線で連絡しましたのですぐに1台来ます」と行って走り去る。予約しておいてよかった。タクシー乗り場にザック放り出しコンクリートにヘタリ込む。

でも、気持ちは……「また行きてぇ〜〜〜〜〜!」



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☆出会った素敵な人たち

①合戦尾根を前になり後になり登った男女2人ずれさん……槍ヶ岳で再会……「あなた達の真似して燕岳登らずに大天荘で泊まって槍に来ました。槍ヶ岳まで来れて良かった」と喜んでいたのだが、本当はどう云う予定だったんだろう……何れにしても喜んでくれて有難うございました。

②大天井ヒュッテ・槍ヶ岳山荘と同宿だったちょっと顔に傷があるお兄さん……読みにくい天気予報を2日間とも的中させて……凄い!食事の時の会話も楽しかったよ。

③樅沢岳の登りで追い抜いていった単独行のお兄さん……三俣のテン場は快適でしたか?高天原温泉は気持ちよかったですか?引き返して新穂高に下るまでに又大汗ですね。当然新穂高でも温泉……温泉三昧ですねぇ〜。

④超人的な行程を行くカップルさん……旦那さんは凄いのは勿論ですが、ついて行く奥さんがスゴォ〜くスゴォ〜く物凄いですよね。感動ものでした……どこかでまたお会いしたいです。

⑤話し上手な三田のお兄さん……どこからあんなギャグが出てくるのか、関西人丸出しで素敵でした。北アルプス交通取締官の役目を今後も努めてください。私達は、また双六〜三俣に行く機会があると思いますのでその時は宜しくお願い致します。

⑥鷲羽岳で2ショットを撮ってくれたカップルさん……有難うございました、滅多にない写真を手にすることがでしました。この後ベビメタのライブに行くと言ったら「わかぁ〜い!」と言ってくれてありがとう。今までほとんどの人が「・・・・・」と云う反応だったので知っていてくれた事に感謝……嬉しかったです。

⑦野口五郎〜烏帽子間で会った男女2人ずれさん……5分程の短い出会いでしたが、温かみのある会話が交わせて楽しかったです。色々アドバイス有難うございました。五郎小屋では歩荷のお礼のお酒をしこたま飲みましたか?

⑧ブナ立尾根ですれ違ったカメラおじさん……ザックに三脚・首にニコンF3(80〜200付き)・マイクロ105を忍ばせて・もしかしてマミヤもザックに?「俺はデジタルが嫌いだ。下手でも撮れるカメラなんて」とうそぶいて……私もフィルムで撮りたいんですが、下手だしコスト張るし、スイマセン!本棚に置きっ放しです。いい光に恵まれるといいですね。

以上特に心に人々です……また何処かでお会い出来たら嬉しいですね。


☆温泉旅館はダメだったが立ち寄り湯によって行こうと思い、旧しゃくなげ荘の隣に新しく出来た施設にて一週間分の汗を流した。高速に乗ると松本まで降ったり止んだりの空となり、幸運の山旅に感謝しながら帰路についた。



☆今回の山小屋飯ランキング……

1位:水晶小屋のカレーライス。最近は色々考えたメニューでもてなしてくれる小屋が増えましたが、昔ながらのカレーライスがかえってよかった。美味しかったのでお代わりしました。

2位:三俣山荘の鹿肉シチュー。柔らかくてクセもなく美味しかったです。ワイン等で下ごしらえしてから荷揚げするということで、手間が大変だなぁと思いました。もっと流通ルートに乗れば鹿の食害も少なくなるんだろうね。

3位:烏帽子岳小屋のボルシチ。もう少し甘い感じかと思っていたのですが酸味があって、最初は「あれっ」と思いましたが食べて行くうちに美味しくなりました。

大天井ヒュッテのトンカツも槍ヶ岳山荘のハンバーグも悪くは無かったですが、今回は一歩譲ったかたちでした。

苦情を一つ……今回泊まった小屋の飯が不味い。おかずは良いのですが飯がダメ……炊き方を工夫してほしいです。おかずを頑張っても飯が不味いとせっかくのおもてなしの気持ちが台無しだと思います。気圧が低いので難しいのは重々承知してますがなんとか工夫して、できる事なら銀シャリをお願いします。



以上、爺さん婆さんのアルプス銀座縦走記でした。ダラダラ記事にお付き合いいただきありがとう御座いました。今シーズンにもう一度行きたいのですが……今の所予定無しデスッ!







                2017年8月〜9月表銀座〜裏銀座












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アルプス銀座表裏6 [北アルプス]

☆水晶小屋〜烏帽子小屋


昨日水晶岳からの下りで前を行く相棒が急に立ち止まって……
「ヒザが……」
「痛めた?」
「なんだか違和感が、角度によって、多分大丈夫だけどね」
「とりあえずゆっくり小屋まで行こう」
と言う訳で「下りの特急列車」がのろのろ運転
でっ、翌朝……


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目覚めてまずはヒザのチェック……と言っても医師がいるわけじゃないので、ちょっと屈伸をしみたりするだけで……

「何とか行けそうだ」

「何時ぞやのお返しに荷物を持とう」

「じゃあ、これとこれ」

「もっと出しなよ」……

何年か前、中央アルプス縦走時に靭帯を損傷し歩行困難になった私の荷物を相棒が背負って引き返した事があったが、今回はその逆パターンだ。

多少(?)重くなったザックを「ヨッコラショ」と担いで……

「ソロリソロリと行きましょうか」と水晶小屋を後にした。

今日も「空は晴れやか心も軽やか……ザックだけがちっと重い」




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「おぉ~い、あんまり飛ばすなよぉ~。ヒザ痛いんだろうぉ~?」……どんどん行っちゃう……やっぱり「下りは特急列車」になる我が相棒。


水晶小屋から最初の鞍部 東沢乗越まで130m程一気に下る。痩せ尾根と云うほどでもないけれど、両側は崩壊していて転げ落ちれば一巻の終わりという感じだ。そして歩いている地面が土っぽい。私は多少ナイフリッジ状でもしっかりとした岩であればあまり恐怖を感じないのだが、土はどうも滑るような気がして好きじゃない。その為歩みが自然と遅くなる、つまり相棒に置いてけぼりを食わされるのです……っと下りが遅い(登りもだけど)言い訳一つ。それにしてももう少しゆっくりでもいいと思うんだけど、写真撮る暇もないよぉ〜。


乗越で相棒に追い付いて……

「一服つけよう。ヒザは?」

「何とか行けそう」

私に預けた荷物を持とうと言わないところを見ると、多少は痛いのかも。泣き言を言わないのは、言ってもしょうがないと思っているのか、単なる意地っ張りなのか。そういえば以前、天狗池から南岳への登りで肉離れ起こして引き返した時も、結局上高地まで歩き切っちゃたしなぁ~。登る前には「自信がない」と言っておきながら、何事もなく予定通り遂行してしまう我が相棒……凄い!……っと褒めておこう。



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湯俣温泉への分岐を過ぎ、真砂岳を巻いて野口五郎岳へのダラダラのぼりにかかる。

しばらくして道は直登と巻道に分かれるが、勿論爺さんコース(巻道)を選択。合流点に荷物を置いて頂上に向かう。

周りから僅かに盛り上がっている丸く広い頂上だが2924.4mと案外標高がある野口五郎岳。こんな天気の良い日には昼寝をしたくなるようなたおやかな頂上……槍や穂高の様な岩だらけの尖った山は勿論好きだけれど、こういう穏やかな優しい山も良いなぁと思わせてくれる好い山です。


さて烏帽子小屋まであと3時間くらいか、相棒のヒザも何とか持ちそうだ。

ゆっくり行こう、そして野口五郎の小屋で何か食べよう。



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野口五郎小屋でカップヌードルをお湯付きで1個調達。私はカップヌードルはエビアレルギーのため食べられないので、持ってきたカップワンタンとジャムパン(期限ギリギリ)をたべる。

小腹を満たしたところで、優しいおばさんにお礼を言って小屋を後にした。


少しガスが出てきたと思ったら、あっという間に展望がなくなった。山の天候の変化には毎回驚かされる。道さえ見失わなければ、暑い日差しを遮ってくれてちょうど良い。とは言うものの、やっぱり山は晴れていた方が良いかな。


三ツ岳の斜面で休憩していると登ってくる男女二人連れ有り。

男性「どちらまで行かれますか?」

私 「今日は烏帽子小屋までです。お二人は?」

女性「野口の小屋までです」

男性「小屋番から飲みに来いって呼び出しがかかったんで登ってきたんです。ついでに缶コーヒーを背負って来いと言われて、酒を餌に歩荷させられているみたい」……全員の笑い声。

私 「小屋の人なんですか?」

男性「いやいや、そうじゃないんですが地元なんで、小屋のオーナーとは知り合いなんですよ」

私 「実は船窪まで行こうかと思ったのですが、ちょっと相棒の足が不調なので今回は高瀬ダムに下山です。烏帽子から船窪ってどんな感じですか?尾根が痩せているらしいんですが」

男性「そうですねぇ、ちょっとガレてる所がありますが、気をつけて通れば大丈夫だと思います。でも時々落ちちゃう人がいるんですよね。慎重に行かなきゃね。船窪小屋も素敵な小屋ですので一度行って見てください。烏帽子小屋泊まりでしたよね……夕食はボルシチです。」

私 「そりゃ、楽しみだぁ〜」

それじゃぁ〜〜〜っと別れた。

今回は会う人会う人いい人ばかりだなぁ〜。

ニコニコ顔で烏帽子小屋を目指す。


今日のうちに烏帽子岳をピストンしておくつもりだったけど、なんだかもう面倒になって……いつの日にか烏帽子〜針ノ木をやるのでその時に……って実現するかなぁ。


えっ、ボルシチですか?美味しかったですよ。でも鹿シチューの次かな。






              2017年 8月〜9月 表銀座〜裏銀座






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アルプス銀座表裏5 [北アルプス]

☆裏銀座ー三俣山荘〜水晶岳


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山の朝は早い。

通常、日の出前の真っ暗い内からゴソゴソやりだす。5時頃「ご飯です」の声がかからる頃には全ての準備を整えて、食べたら速やかに出発して行く。さらに朝食を弁当にしてもらって、みんなが朝食を食べている頃には最初のピークに立っている人もいる。昨夜水晶岳に登ってから引き返して太郎小屋に行く予定の夫婦もそんな早出組で、4時半ごろ外の様子を見に行った時には彼らの居たスペースの布団がきちんと畳まれていた。彼らは今頃、ワリモ岳も超えているかもしれないし、さらにその先かもしれない。鷲羽池へ行ってみると言ってたが、果たして池まで下ったんだろうか、彼らならやりかねないかもしれない。

そんな事を考えながら、私は再度布団に潜り込んでうつらうつらして朝食のコールを待った。



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今日の行程は短い、一応休息日だから。

短いが小屋を出るとすぐ鷲羽岳へ標高差400m約1時間半の登りだ。

伊藤新道分岐(多分今は廃道……最近の記録を読んだが素人がやれるルートではない、ヤバすぎる)をすぎていよいよ登りが本格化。前を行く人との差は縮まらないが、後ろから来る人はどんどん迫ってくる……遂に若いカップルに追いつかれて……

「おはようございます。ゆっくり行きますのでお先にどうぞ」

「それでは頂上で待っています」

「大丈夫、あなた方が頂上を出発するまで私たちは着きませんから」

待っててくれる事は無いだろうと思うけど、それならばと少しだけ頑張ってみた……結果は……



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ふぅ~~~着いた。

2924.4m鷲羽岳、眼下に鷲羽池、雲海の上に槍穂高や一昨日の出発点大天井岳がまるで海に浮かぶ大型船のようにプカリプカリ。

先ほどの若いカップルに……

「2人並んでる写真撮りましょうか」と話しかけシャッターを押す。

「お二人の写真も撮りましょう」と言われて……

殆どの登山者は絶景をバック(特に著名な頂上では)記念写真に納まるものだが、私たちにはそうした写真がほとんど無い。それは写されるのがあまり好きでないからなのだ。でもこの時は言われるままに首にかけたカメラを渡し、槍を背にしてポーズをとった。たぶん「頂上で待っています」の言葉に彼らの優しさが感じられたからかもしれない。

「ウワァ~カメラ凄い、重い、落としたら大変だからストラップ首に掛けて、いきます、おおぉ、もろに逆光だけどいいですか?ではチーズ!もう一枚ハイポーズッ」

「ハイポーズ」と言われて無意識にキツネサインを……。

「あれっ、それは……」

「ハイ、あれデスッ。こんどSSAで2日間暴れてくる予定デスッ。」

「オジサン、わかぁ~い!」

「えへへ」ちょっと照れ笑い。


若いカップルさんありがとう御座いました、楽しいひと時でした。






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ワリモ分岐を過ぎた時、前方から例の若い夫婦があっという間に近づいてきて……

旦那「あまりの天気に水晶で随分過ごしちゃった」

奥方「もう去りたくなぁ~いって云う感じで、写真バシャバシャ撮ってました」

旦那「オジサンたちも早いですねぇ~」

私達「御冗談を。でっ、太郎まで?」

旦那「出来れば薬師の小屋まで。明後日折立からの東京までのバスの切符買ってあるので」

私達「うへぇ~~~、薬師も登るんだう、うひょ~~~」

お互「それでは、何処かでまた、気を付けて」

彼等は風の様に去って行った。


水晶小屋で作戦会議……そんな大げさなものじゃないけど

とにかく今から水晶岳を往復しても、時間的には野口五郎小屋は問題なく行ける。

第一案:今日は野口五郎小屋まで足を延ばして、明日は烏帽子をピストンし烏帽子小屋に泊まらず高瀬ダムに下山。あまった1日で温泉宿に泊る。これはこれで魅力的だ。

第二案:今日は水晶小屋に泊まって半日のんびりと北アルプスを堪能し鋭気を養ったのち、明日は烏帽子小屋泊で明後日下山、もしくはまだ気力が残っていれば予備日を使って船窪経由し(船窪小屋はぜひ泊まってみたい小屋なのです)1日遅れで下山。これは最高に良い。

結局第二案に決定……宿帳記入後寝るスペース確保……ペットボトル1本だけの空身で水晶岳に向かう。

薬師方面に雲はあるもの見晴らしはすこぶる良好だ。ゆっくり歩いて50分程で2986mの頂上を踏んだ。

岩に腰かけてこれまでの行程に目をやり「よくあんな所から来たなぁ~」と感嘆し、これからの行程の野口五郎方面を眺めては「結構長い稜線だなぁ~」と少し不安にもなった。


さて、小屋に戻って少し遅い昼飯にしよう。



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小屋の裏に小高い丘がある。

2万5千図には名前が書いていないがどうやら赤岳と言うらしい。

標高は2900m程もあり、他の山域ならば一角の山であっただろうが、北に水晶・南に鷲羽と云う北アルプスの名峰に挟まれて不運をかこっている。

今そこに立って日没を待っているのだが、黒部の源流方面の雲が厚く今日は感動的な夕日は無理なようだ。それなら上空のうろこの様な雲が紅に染まってくれたらなぁとだいぶ粘ってみたが、期待通りにはならず、寒さばかりがどんどん増して、小屋に戻らずにはいられなくなった。最後に、野口五郎に続く稜線から東沢谷へ滝のように滑り落ちる雲の写真を撮って今日の行動に終止符を打った。






                2017年8月~9月 表銀座~裏銀座







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アルプス銀座表裏4 [北アルプス]

☆裏銀座ー西鎌尾根下って三俣山荘へ


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山荘は濃い霧に包まれていた。

昨夜密かに「晴れたら朝飯前に槍の穂先に」と願っいたが、期待は虚しく霧の彼方に沈んでしまった。

周りが少し騒々しくなって再び目を覚まし、「食事の用意ができました」アナウンスで布団から抜け出した。

外の景色は相変わらずで、霧が深く今にも降り出しそうだった。

今日もカッパ着用でのスタートとなりそうだ。



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昨日同様雨合羽に身を包み、道標に従って西鎌尾根を下る。

しばらく下ると空は明るく、この分では雨にはならない気配が感じられた。

千丈乗沢越でカッパのズボンを脱ぎ、その先のお花畑で「降らない」と決めつけて上着も脱いで身軽になった。そうするうちにさらに明るさが増し、時には雲間から青空が覗いて北鎌独標が見えてきた。

ヨシヨシ!この分だともうすぐ槍の穂先も顔を出すだろう。

今のところ足取りも軽い。





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槍ヶ岳山荘から硫黄乗越まで3時間強、少し疲れが出てきた……硫黄尾根の異様を楽しみながら休憩。

樅沢岳を、見えてきた槍ヶ岳に背中を押されてエッチラオッチラ登る。細長い頂上を過ぎれば双六小屋への200m程の下りだ。せっかく登ったのにと、ブツブツ言いながら着いた双六小屋でカレーライスを食べ、これから先の道を見上げて気持ちが萎える……双六岳まで結構な登りじゃないか。

計画は双六岳~三俣岳と稜線を行くつもりだったが……今、気持ちは巻道に傾いている……分岐点まで登って「今回は巻道」で意見が一致……が、三俣山荘に落ち着いてみると、やっぱり稜線を行けば良かったと少し後悔。

双六岳から見た槍ケ岳の写真が無いのが残念。




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三俣山荘の夕食は鹿肉のシチュー


その食卓で……

テーブルに今日のメンバー6人がついて「いただきます」とともに食事が始まった。

単独のお兄さん・単独のお爺さん・30代の夫婦・爺さん夫婦の6人。

話のきっかけは大体「今日はどこから?明日は何方へ」から始まる。

30代夫:「どちらから?」

私   :「表銀座から」

30代夫:「同じコースだ」

私   :「大天井と槍に泊まって3日目です。表から裏で高瀬ダムに下山します。」

30代夫:「私たちは西岳泊まりで2日目です。水晶まで行って引き返してワリモ分岐から雲の平経由で太郎まで行けたらと思ってます。」

私   :「えっ、2日でここまで?水晶行って引き返すって何?それで太郎までいくの?」

そのやりとりを聞いていた単独兄さん……

単独兄 :「あんたらアルプス交通法違反だぁ。そっちの爺さん夫婦は違反切符だけだけど、こっちの若夫婦は逮捕だぁ〜。ねぇ、こっちの単独爺さん、そうでしょう。」

単独爺 :「………………」ニコニコ微笑んでいる。

単独兄 :「大体、歳なのに一気に表裏はないいでしょう。歳を考えなくっちゃ。まぁ、それはいいよ、だけど切符は切るよ。問題はそっちの若いの、中房温泉から2日でここまで来たの?そりゃ速度違反だよ。爺さん夫婦は免停で済むけど、そっちは逮捕だよ。明日水晶行ってから引き返して太郎まで?ダメだよ、途中で倒れても助けに行かないからね。捜査の人に『私は止めたんだよ』とは話すけどね。」

ここから単独兄さんの独壇場。話の引き出し方は上手いし、話も面白いし、テーブルは笑いの渦に。

食事も終わりに近づいて……

私   :「ところで、お兄さんは何処から?」

単独兄:「えっ、聞くの?聞く?聞くから言うけど笑うんじゃないよ。じゃあ言うけど、スゴロクから」

全員 :「えぇ〜〜〜〜〜〜ッ!」

彼のおかげで夕食のテーブルは大盛り上がりでした。

このお兄さん兵庫県三田市からの登山者で、彼の名誉の為に言っておきますが、かなり山に詳しいベテランさんでした。三田のお兄さんに感謝。


夕食後バーカウンターで、前半の無事に感謝と後半の健闘を誓い乾杯……ウィ〜ワインがしみるぅ〜〜〜!






              2017年 8月〜9月 表銀座・裏銀座









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アルプス銀座表裏3 [北アルプス]

☆表銀座ー東鎌尾根登る

雨がトタン屋根をパタパタ叩いき風もひゅーっと鳴いていた。

4時に起きて階下に下りると、昨夜北鎌をやると言っていた2人組が弁当を食べていた。

「予定通りですか」

「いや、この天気なので断念して東鎌から槍に行こうと思う」と答えていたのだが……。


身支度を整えて6時ごろ小屋番さんに見送られて雨の中にとびだした。

風はさほどのことはなく、降っている割には全体的に明るく、もしかしたら上がるのではないかと期待したくなるような空だった。




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北鎌は断念したと言っていた彼ら、空模様を見て天井沢に下ったかもしれないなあと思いながら貧乏沢下降点を過ぎた。びっくり平を通り赤岩岳の登りにかかるころには雨が上がりガスが流れるようになり、時々それも切れて光が差し込むようになってきた。

シメシメ!西岳ヒュッテでカッパを脱ごう、そしてうどんとトマトをたのもう。




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西岳から水俣乗越まで200mほど一気に下る、せっかく登ったのにと思いながら。

登ってくるツアー登山と思われるパーティとすれ違ったのだが、先頭のガイドさんとしんがりのツアーコディネエータ―(たぶん)以外は大体中高年の女性……女性は強い。まあ、それでも辛そうでしたけどね。もしもここを登るのなら、私もあんな顔しているんだろうなぁ~と思いながら見送った。(シャッター2回)


水俣乗越で「何年か前、北鎌尾根目指してここから天上沢への踏み跡をワクワクしながら辿ったよなぁ~」と思い出にふけりながら一休み。あの時は雨の中の核心部だったので、晴れた日にもう一度挑戦したいなぁ。




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さあ行こう!槍まで標高差600m!痩せ尾根・岩尾根・ハシゴにクサリ何でもござれ。

と言ってたら、第一展望台過ぎれば早速のお出まし・垂直三段バシゴ、慎重に下り降り立った所が両側ガレ、その先岩場となってさらに登りの鉄バシゴ……こう云うのを繰り返し、第二展望台・第三展望台と過ぎても槍は見えず登りはまだまだ続く。

南側は晴れているのに北側はガスに包まれて、槍の穂先は勿論北鎌尾根も見えず、張り合いのない事この上ない。

こんな時頭の中は「ヒュッテ大槍で何か食おう」と、今回のテーマソング「一度ガチで決めたなら最後までやり抜くよ・諦めたらそこで負ける自分との勝負……」がグルグル回し。



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ヒュッテ大槍でラーメン食べて自家製クッキー仕入れる。

通常ならばここに泊まりたいのだが(ヒュッテ大槍は2番目に好きな小屋なのです)明日のことを考えれば槍ヶ岳山荘まで足を延ばして今日中に槍に穂先に立っておかねば、後々辛い事になる。


腹ごしらえをして外に出ると、なんと北鎌尾根を従えて槍ケ岳が……「早く行って穂先に登ろう」って言ってもここから1時間弱かかるんだよなぁ~、それまでガスが掛からなければいいが……穂先まで標高差300m……頑張ろう。


しばらく登るとガスが上がってしまい未透視が悪くなる。

「行いが悪いから展望がなかったのよ」などという愚痴を言う声とともにガスの中から現れた顔見知りの人……「やあやあやあ」と立ち話。

友人:「山荘まで?私たちは大槍に荷物おいて槍ヶ岳ピストン。どこまで行く予定?えっ表から裏なの。やるねぇ~~。今、穂先の展望がなかったのは私の行いが悪いせいだって責められていたんだよ、良い所で会った、普段の行いは良いと説明してよ」

爺さん:「ハイ、本日の天候は雨男たる私のせいであります」と爺さん弁明に努めたわけですが、俺って雨男だったけ……???てなわけで4人で大笑いして別れたのだが、こんな所で友人に会うなんてこの後幸運が待っているかも。





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相棒を小屋に残して穂先へ。


「どうぞお先に」ともたついていた若者パーティーに道を譲ってもらたのだが、急ぐと息が切れる切れる。譲ってもらった手前ゼェゼェハァハァしているところなんか見せられないので、チョットばかり格好をつけて登ったら最後のハシゴの下で息を整えなければならなかった。歳だなぁ~。


頂上は深い霧の中。登るには登ったが、展望はさっぱりで、乳白色が辺りを支配していた。

穂高どころか北鎌も眼下の槍ヶ岳山荘すらも見えず、祠の前で自撮り中の若者がやっと見える程度で、ハイ先ほどの友人の「普段の行いが悪い」という結論を肯定し、さっさと下りの梯子に取りついた。


まあ、一応槍の頂上は踏んだので良しとしよう。






               2017年8月~9月 表銀座~裏銀座







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アルプス銀座表裏2 [北アルプス]

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                             夏の合戦尾根といえば合戦小屋のスイカ


☆合戦尾根登る


中房の広場に子供達の声が溢れていた。

学校登山、どうも私たちがこの時期に唐松岳や燕岳に来ると出くわしてしまう。子供達の声を聞いているとこちらも元気になれそうな気がするのだが、先に出発されると狭い登山道は大渋滞になってしまうので、急いで靴紐を締め直し彼らより先に出発した。

合戦尾根は出だしから急で、始めのうちはお喋りをしながら歩いているのだが、そのうちだんだん口数が少なくなり、しまいには相棒の問いかけに答えるのも面倒になる。

合戦小屋への荷揚げケーブルの下を通るあたりからはさらに傾斜が急で「このリフトに乗れたらどんなに快適だろう」といつも思う。ちょうどその時シュルシュルシューっと搬器が頭上を通過して行った、嗚呼!

今日は幸い厚い雲と木々の緑に遮られて直射日光は遮られているが、それでも汗は顎から地面に垂れ落ちて、時々トレッキングポールにもたれかかって水分補給をしなければ爺さんは干上がってしまいそうだ。第二ベンチ・第三ベンチ・富士見ベンチと一息二息三息いれ、頭の中で今回のテーマソング「I・J・I」をぐるぐる回しながら少しでも足を前へ前へ。


やがて森林の中の急登は終わり「お疲れ様ぁ〜スイカいかがですかぁ〜」の声に迎えられて合戦小屋前の広場に着いた。「スイカ下さい!」美味しい波田スイカ、今年も頂きました、塩多めに振りかけて。

スイカを食べたらもうひと登り、燕山荘まで1時間、そしたら小屋の食堂で昼飯にしよう。




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  高瀬川を挟んで対岸の野口五郎岳方面・遠くにチョコンと見えるのは烏帽子岳かも・5日後にはあの稜線を歩いている予定


☆岩と砂礫と這松の表銀座ー大天井ヒュッテまで

人通りが多いから銀座通り……だが、燕山荘から大天井岳方面に向かう人は案外少ない。昔は北アルプスで最も賑やかだった稜線だったと思うが、今日はちらほらしか人が見えず、この方が静かな山旅が出来て嬉しいのだが、皆さんは燕岳だけしか登らないのか、燕山荘に一泊したのちに槍ヶ岳や常念岳に向かうのか、それとも休日じゃないからなのか、そう言えば日帰りで頑張る人も結構いたようだし、人それぞれでいいけれど、燕山荘・大下りの頭くらいまでは砂礫の稜線で気持ちがいいんだけどなぁ〜。


大下りをドコドコ下って、嗚呼!勿体無いなんて思って、為右衛門吊岩への登りにかかると「あれっ、やばっ、足つってる」。そうなんです、左足を持ち上げると太ももがつる。常々の運動不足とトレーニング不足が早速現れてしまったようだ。ここから登りになるし、燕山荘に戻るなんてまっぴらだし、休憩いれてポカリいれ飴舐めて(意味ないけど)、屈伸運動数回、なんとなく大丈夫そうなのでだましだまし歩き始める。

幸いその後は筋肉の痙攣もなく大天井の分岐までやって来る。そこに先行していた若者パーティーの1人がフクラハギをモミモミ。

「つっちゃったの?」

「少し違和感があるんので休んでいるんです」

「私もだましだまし歩いているんだ。お互い肉離れにならない様に気を付けていきましょうね」

「はい、もう少しなんで頑張りましょう」

若い人もつるんだと思うとなんだか安心したと云うかなんと云うか……。

分岐を右手に取ってさあ、ラスト40分・大天井ヒュッテへのトラバース……と思ったら記憶と違って登る登る、こんなに登るんだっけ……そして歩いても歩いても道は続く続く。登って下って岩場をへズって、イヤっと云うほど歩いて休もうと声をかけようと思ったとき「見えたよぉ〜」と相棒の声……「ふぅ〜〜〜」

無事大天井ヒュッテ着……厳しかったぁ〜〜〜。





                2017年8月〜9月 表銀座〜裏銀座










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アルプス銀座表裏1 [北アルプス]

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                              鷲羽岳頂上手前からの鷲羽池と雲海の向こうの槍穂高


☆計画

お盆休みが終わった……学生さんの夏休みも終盤だ……山もそろそろ空いてくる……やっと俺たちの夏休みが始まるよぉ~~~

でっ!2017年の夏山は?と言うことになるのだが、目が行ってしまうのはどうしても北アルプス……日数的(今年は9日間)に中央アルプスや八ヶ岳では勿体無い……北海道の山と言う手もあるが数回訪れているので今回はパス……残るは南北アルプスとなるのだが……南で登っていない農鳥岳(奈良田から登るのも、そこに下るのも気が進まない)と光岳(どう言う訳かイマイチ好きなれない)以外は登っているし……で、残る選択肢は剣岳立山周辺・薬師岳や雲の平・後立山連峰の針ノ木岳〜烏帽子岳と裏銀座と言うことになる……相談の結果今年はは裏銀座で決着。


高瀬ダムから上高地までの総合コースタイム(烏帽子岳・水晶岳・槍ヶ岳の各ピストンと三俣蓮華岳〜双六岳は稜線通過)は約34時間(逆コースは約33時間)……4日では老体にはキツイので5日とするか。

車の回収は……七倉の無料駐車場に止めた場合:上高地から七倉までバス・松電・大糸線・タクシー(大町七倉間はバス便が無い)と乗り継いで行くのはどうも……それならタクシーで七倉に入り(どうせ1回はタクシー利用となる)車はタクシー会社に預かってもらう(出来るかどうか定かではないが多分可能)とした方が良いかも。

んっ!待てよ!槍ヶ岳から上高地に下山しないで表銀座を縦走して中房温泉に下れば回収ルートは……穂高駅までバス・大町まで大糸線でOK……この方が5時間長くなり1日余計にかかるが合理的じゃないだろうか。

んっ!まてよ!日本3大急登のブナ立尾根を登るのに約6時間、北アルプス3大急登の合戦尾根を登るのは約4時間……後者の方が老体には優しいので逆コースとしたいが……ブナ立尾根を登らずして裏銀座をやったと言えるのか……しかしそこで体力を消耗して双六岳から新穂高に逃げてしまい槍ヶ岳に到達出来なければ元も子もないし……悩んだ挙句変なこだわりは捨てて次のように決定。

前夜松本泊〜1日目中房温泉〜大天井ヒュッテ・2日目大天井〜槍ヶ岳山荘(槍ヶ岳ピストン)・3日目槍ヶ岳〜三俣山荘・4日目三俣〜水晶小屋(水晶岳ピストン)・5日目水晶〜烏帽子小屋(烏帽子岳ピストン)・6日目烏帽子〜高瀬ダム・プラス予備日3日(天候が思わしくないので)と言う予定を組んだ。

なお4日目の行動時間が短いのは疲れが溜まる事を考慮して休息日に当て、また時間と気力によっては野口五郎小屋泊まりとしてもいいし、さらに順調に行けば予備日を使って船窪岳まで足を伸ばしても(多分それは無いと思うけど)と言うフレキシブルに考えて予定を組んだ。



☆前泊〜中房温泉

仕事終わり20時……残った仕事は休暇明けにすることにして(仕事より山が優先……BABYMETALはもっと優先)相棒の買ってきた弁当を急いで平らげて用賀から東名高速〜圏央道〜中央道経由でルートイン松本に23時30分……荷物の最終確認後就寝。

翌日5時起床、コンビニおにぎり・稲荷寿し等で朝食……5時半出発・穂高無料駐車場にて予約していたタクシーに乗り込む(バス便にしようと思ったがA運行のため時間が合わず止む無くタクシーを奮発)

さて、のっけからの急登で爺さん婆さんの夏山2017始まり始まり!






                 2017年8月〜9月 表銀座〜裏銀座




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トレーニング [丹沢/南関東/富士山]

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その1

お盆休みも終わり

山小屋が空いて来る頃

そろそろ始動しようかなぁ〜

トレーニングしておかなくっちゃなぁ~

クソ暑いけど丹沢大山にでも行っておこうなぁ~

曇り空でもビッチョリ汗だく

嗚呼!疲れたぁ〜


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その2

昨日の疲れが残って朝寝坊

近くの散歩道でお茶をにごす

休まずさっさか歩き大汗かいて

もう少し歩くかと相棒に言われて

年寄りは熱中症に要注意

だから今日はここまで

帰ってビデオ観ようっと


翌日

2日分の疲労がふくらはぎの筋肉痛となって

こんなことで山は大丈夫なのかぁ~

これってヤバクネェ〜



        


          2017年8月





タグ:散歩道 丹沢
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サマーソニック2017 [BABYMETAL]

サマソニ2017ファンカムチェック終了……ベビメタの他マンウィズ・フーファイ・カルヴィンもちょっとチェック


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ヘッドライナーのFooFightersとのズットモ写真 BABYMETAL公式Twitterから拝借


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NORAD-METALさんのTwitterより拝借・・・リンク先は下記に



上の画像はBEBYMETALが初めてサマソニで演奏した2012年から6年連続となる今年、ついにメインステージ(19日大阪・20日東京とも)セカンドヘッドライナーまで上り詰めた軌跡デスッ。

大阪も東京もオーディエンスを盛り上げてヘッドライナーFooFightersへ繋ぐ重要な役目。

できれば参戦したかったですが、あいにく仕事で……。

さて、下のリンクは8曲演奏した中の1曲・Catch me if you can のファンカム映像です。神バンドのソロの後3人が「ハイハイハイ……」と元気に登場します。途中SU-METALが「サマーソニック!遂に遂にここまで来ましたぁ〜。ここで大きなサークルが見たい」と叫びます。

あれっ!SU-METAL日本語上手い?!……オーディエンスとのやり取りはほとんど英語なのに、珍しや珍しや!

「……ここまで来ましたぁ……」にどんな想いが込められていたのでしょうか……想像するしかないけどね。

もしよろしかったら下のリンクからサマソニの様子を見てください






☆本日さいたまスーパーアリーナのチケット2日分受け取りました……これだけでテンションUPデスッ!















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